あれだけ騒がれた
原発のことも
たった10年で人は忘れて
しまうのか
DVD
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COMMENT

  • 誰もが、自分という独自性を生きている。けれど、自分を充分に生き切ることが可能な人は、一体どれくらいいるだろう。
    昨今よく使われる「多様性」に関しても同様だ。原発が存続するこの社会で、核のゴミを出し続け、放射能汚染水の海洋放出を画策する社会で、再稼働に前のめりな政権のもとで、選挙の争点から原発という言葉が薄れていくこの社会で、わたしたちひとりひとりの、市民の「多様性」はそもそも存在するのか。
    あの日から間もなく11年。わたしたちは現在、どこにいて、どこに向かう?本作品が、紛れもなくそれを問いかけてくれる。

    作家 落合恵子

  • ぼくたちの国に原発は不要だということを、判り易い教科書のように、きちんと伝えてくれる。

    映画監督 山田洋次

  • 私にとっての利が相手にとっての害になることもあればその逆もある。

    原発という重いテーマを前に、宮本監督の眼差しは相手への敬意を忘れない。
    その優しい眼差しこそが揺るがない着地点に向かうのだ。

    女優 坂井真紀

  • 原子力発電は、【平和利用のために生まれたエネルギー】であると、しっかりと心に刻めました。
    【国民の選択】によって原子力発電が【平和の実現】に繋がることを祈ります。

    女優 古村比呂

  • 「第九条」で国家的課題を国民が自ら話し合って決める大切さを描いた宮本監督が、再び国民投票という装置を使って、原発廃絶のための国民的議論の必要性を描く。
    未だに原発をなくせない日本人への、強烈なメッセージだ。

    ノンフィクション作家 本間龍

  • あっという間の74分。

    過去の産物に執着するのは、日本人の悪しき習慣だ。未来の子を愛惜するなら、74分の時間を作って欲しい。宮本監督は熱に捉われず、丁寧に語りかけてくれる。原発を賛成するも反対するも、それからでも遅くない。

    映画監督 戸田彬弘

  • 賛成反対賛成反対...

    劇中ずっと心が揺さぶられる。作品の中での主張はあるが、自身でもいろいろと調べてみようと思った。そうさせることも一つの狙いなのだろう。前作『第九条』と同じく、監督の想いはとにかく熱く鋭い。
    あなたの選択はどちら?鑑賞した後、大切な人と話し合ってほしい。

    映画監督・cinefilBOOK編集長 谷健二

  • ”大切なことは皆で決めたい!”

    監督の強い願いが現れた映画に引き込まれ、触発され、出演者のピュアな演技に知らない事や考えが違う人の気持ちも真直ぐに伝わってきます。
    知る事・考える事・語り合う事全てが愛から出発している映画です。

    環境カウンセラー/静岡放射能汚染測定室代表 馬場利子

TRAILER

INTRODUCTION

我が国観測史上最大の被害をもたらした東日本大震災を原因とする福島第一原子力発電所の事故から今年の3月でちょうど10年。日本国内はもちろん、世界でも最悪レベルの原発事故にも関わらず、今なお日本では原子力発電所の再稼働を試みる動きがある。あの悲劇が繰り返されないために自分達で学び、考え、発言していく足がかりになるべく、なぜ日本に多くの原発が出来たのか、日本の原発の歴史、原発の構造などを伝えることをテーマに本作品が企画された。

この難しいテーマに挑んだのは、日本大学芸術学部映画学科講師を務めながら、2014年に自身の体験をもとに共依存をテーマとした映画『共に歩く』で長編映画劇場デビュー後、2016年には「戦争放棄」「戦力不保持」「交戦権の否認」などの憲法9条をテーマにした映画『第九条』が話題となり、今なお各地の劇場で上映されている社会派監督、宮本正樹がメガホンをとった。

キャストには、主演にテレビ朝日「魔進戦隊キラメイジャー」(20)のキラメイブルー役で注目を集める若手俳優、水石亜飛夢。テレビ朝日系「超人機メタルダー」(87)の主人公である剣流星(メタルダー)役で知られ、今では舞台を中心に活躍している、妹尾青洸。日本テレビドラマ「俺のスカート、どこ行った」(19)やAbemaTV「オオカミくんには騙されない」(20)にも出演し、話題となった若手女優、松永有紗らが出演、他にも主に舞台で活躍する個性派俳優のみょんふぁ、南圭介が脇を固める。

STORY

20XX年、国会で原発に反対する議員たちから原発を禁止する憲法案が発議され、国会議員三分の二以上の賛成により、原発を禁止するかどうか、国民投票の実施が決定した。それを受けて町議会議員である高橋明(妹尾青洸)は、家族の皆に原発賛成に投票するように指示する。原発警備員として働いている明の息子の敦(水石亜飛夢)は、生活費を稼ぐために原発には賛成であった。しかし、敦の婚約者である直子(泉はる)との間に新たな命を授かる事が分かると、原発について疑問を抱くことに…。

原発を受け入れていた家族が、
国民投票をきっかけに原発とどう向き合うのか!

DIRECTOR

宮本正樹

宮本正樹

1973年東京都生まれ、日本大学芸術学部映画学科講師。
監督作品『うそつき由美ちゃん』で黒澤明記念ショートフィルム・コンペティション2006 年奨励賞、他多数入選、『オーディション・ザ・ムービー』でフィルムラバーズフェスタ 2007 グランプリ受賞。 2014年に自身の体験をもとに共依存をテーマとした映画『共に歩く』で長編映画劇場デビュー。2016年には「戦争放棄」「戦力不保持」「交戦権の否認」などの憲法9条をテーマにした映画『第九条』で、社会派作品として一石を投じた。

監督メッセージ

福島原発の事故から10年が経とうとしています。今だ、福島原発の廃炉への道筋は困難を極めています。それなのに、日本の原発はコロナ禍の中、着々と再稼働へ動き始めています。でもちょっと待って下さい。本当に日本に原発は必要なのでしょうか?今一度、国民全員が考えてみる必要が有るのではないでしょうか?そんな思いを込めて、この映画を作りました。一人でも多くの人に見て頂き、考えてもらいたいと思っております!

THEATER

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